べたつかないオールインワン化粧品の選び方と使い方

保湿してハンドプレスしている女性

オールインワンって簡単でコスパもイイけど、ベタベタするものもあるんですよね。
たしかにそうですね。
オールインワンゲルも他の保湿化粧品と同じように種類が様々ですから、中にはべたつきやすいものもありますよね。

こちらでは、べたつくオールインワン化粧品を選んでしまった経験がある方、
また、「オールインワン化粧品ってべたつくよね」というイメージをお持ちの方へ

べたべたしない。
またはべたべたしにくい
オールインワン化粧品の選び方と使い方をご紹介しますね。

オールインワンゲルがべたつく、その理由とは

手鏡で肌を確認している女性

オールインワンはスキンケアがひとつになったものなので非常に便利なものですよね。

「オールインワンゲルはべたつきやすい」
というイメージ持っている方や、

実際に使ったオールインワンゲルでべたつきを感じてしまって、それ以来悪いイメージを持っている人もいると思いますが…
では、なぜオールインワンゲルがべたつきやすいのかというと、

高分子ポリマー

それは、高分子ポリマーがべたつきやすさの理由のひとつ。

これは素材の粒子が大きいため、肌には浸透しにくく表面に溜まりやすいので「べたつき」を感じる一因になります。

ポリマーとは
ポリマーを簡単に解説すると
ポリマーとは主に粘着剤として用いられ、ジェルやゲルなど粘度や使用感を安定させる増粘剤として使用されています。

カルボマーやキサンタンガムなどがそれです。

原料は天然、合成物質など多くの種類があり、主に化粧品に使われる合成ポリマーはカルボマーやジメチコンです。

天然ポリマーとして機能する代表的な成分はコラーゲンやヒアルロン酸です。

また、その他で原因をあげるなら

  • 油分が多過ぎる
  • 塗り過ぎ(つけ過ぎ)

によるケースが考えられます。

適量使う。沢山塗っても必要以上に浸透しない

腕で×をする女性

オールインワンゲルに限ったことではありませんが、

肌のためにと1度にたくさんの量を使っていませんか?

もちろん、ケチって少なすぎるのはよくありませんが、たくさんの量を使うのもNG。
たくさん塗ったからといって、美容成分がさらに浸透するわけではありません。

塗ったら塗った分浸透するわけではありませんので適量を守ってください。
たくさん塗るとべたつく原因になります。

与えると同時に守ることも大事

ちょっと話はそれますが、
保湿のし過ぎには注意です。
でも保湿って欠かせませんよね。
はい。
でも私たちの身体も美容成分を作り出しているんです。
毎日保湿し過ぎていると、いつのまにかたっぷり保湿しなきゃ潤わない体質になってしまうかもしれません。
年齢に応じたケア。ということですね。

ジェルやゲルは、ローションやクリームよりべたつきやすい。

ローションやクリームはとろみはあるものの
どちらかといえばサラッとなめらかさがあるのに対して、

ジェルやゲルは、
どうしてもローションやクリームに比べてべたつきやすいです。

というのも、ゲル自体が水分を長く保持できる成分を使っています。
いわゆる増粘剤ですね。

そのため、サラサラしたローションやクリームより、ゲルやジェルのほうがべたつきを感じやすいのです。

べたつきにくいオールインワンゲルの選び方とチェックしたい2つのポイント

べたつきにくいオールインワンゲルの選び方のひとつはやはり含まれる水分量が多いゲルを選ぶこと。

水分が多く含まれているオールインワンゲルは、油分が多いオールインワンゲルに比べてサラッとした使い心地で肌を十分保湿することができます。

また、独自の開発でオールインワンゲルの成分が角質層に浸透しやすいように工夫がされていれるものであれば、肌の表面にたまらないのでべたつきやすさを感じにくいので浸透しやすいものを。

べたつきにくいオールインワンゲルを選ぶ時に注目したいポイントは次の2点です。
  1. テクスチャはサラッとしたものを
  2. ナノ化やラメラ構造などの浸透力を高める技術にも注目

テクスチャはサラッとしたものを

オールインワンといえばテクスチャは粘りけのあるこっくりとしたテクスチャのものが多くそのようなイメージを持っている人もいるでしょう。

ですが、オールインワンすべてが粘りけのあるねっとりしたテクスチャではありません。

なかにはさらっとしていてクリームのようななめらかなものもあります。
粘りけのあるテクスチャより、さらっとしているテクスチャのものは比較的べたつきにくいです。

ナノ化やラメラ構造などの浸透力を高める技術にも注目

ナノ化やラメラ構造なんてゆう言葉を聞いたことありませんか?

ナノ化やラメラ構造で作られたものは肌に良いとも聞いたことがあるかと思います。

私たちの肌は実はこのラメラ構造で成り立っていてこれがバリア機能を担っています。

ラメラ構造とは
整っているラメラと乱れているラメラの角質層のイラストイメージ

出典:コンシダーマルスキンライズローション

ラメラ構造の化粧品とは
皮膚のラメラ構造と同じ構造をしている成分を配合した化粧品のことで、経皮吸収度が高く、肌への浸透力が優れているので肌にとても馴染みやすいです。
ナノ化とは
微粒子「ナノカプセル」と角質層の浸透イメージ

出典:トリニティーライン ジェルクリームプレミアム

成分のナノ化とは
分子をナノサイズまで小さくすることです。
分子が大きいと肌に浸透しないものが、低分子になるため肌の内側まで浸透が可能になります。
せっかく使うなら浸透力が高い方が良いですよね!
ナノ化やラメラ構造などの浸透力を高める技術にも注目してみてください。

べたつきなくサッパリ・しっとり仕上げるオールインワンジェルの正しい使い方3つのステップ

ステップ1・ステップ2・ステップ3

べたつきを防いで程よくシットリ仕上げるオールインワンジェルの使い方をご紹介します。
適量を塗る

先程もお話しましたが、記載されている量を少なからず守りましょう。
べたつきやすいとわかっているなら少しだけ量を減らしたり、乾燥しがちであれば適量より少しだけ多くするといった具合であれば問題ないですが、基本的には適量を塗りましょう。
つけすぎも少なすぎも逆効果になってしまう場合もあるため注意しましょう。

全体に伸ばす

適量を伸ばしたら顔全体に馴染ませるように伸ばしていきます。
このときに注意しなければならないのが、いくらゲルで弾力のあるテクスチャだとしてもむやみに擦り付けるような馴染ませかたはNG。
ゲルといえども優しくが基本です。

全体に伸ばしたらハンドプレスで温める

全体に伸ばして馴染ませたらハンドプレスをして温めます。
多くの人がハンドプレスをしていませんが、ハンドプレスをして肌を温めることで、手のひらの温かさによって成分が浸透しやすくなりますし、手で軽く押さえ込む圧力で馴染みやすくなり、水分蒸発を防ぐこともできますからハンドプレスをすることをオススメします。

保湿化粧品なので塗る順番は特に気にする必要はありません。
あとパシパシ顔をたたくのもNGです。

まとめ。

オールインワンゲルはべたつきやすいイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、ひとつで何役もこなしますし、ゲルやジェルのほかにローションやクリームタイプのものもあり、浸透力や仕上がりのさっぱり感やしっとり感も様々です。

自分の肌質に合わせて粘りけのあるものがいいのか、それともさらっとしているもののほうがいいのかを見極めて使用すればべたつきによる不快感はなくなるはずです。

スキンケアは年中欠かせないですし、年齢を重ねるほど質や方法が大事になってきます。
時短できてコスパも良くですし、スキンケアは保湿だけでなく洗顔とUVも大事なのでバランス良いスキンケアにおすすめです。

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