オールインワンゲルはどこがいいの?メリット・デメリットってなに?!

保湿の違いを実感する女性

時短コスメとして人気のオールインワンゲルですが、化粧水や美容液、乳液と使い分けるのと比べ、その効果に疑問を感じまだ使った事がない方もいらっしゃると思います。

単体の化粧品の中でも良いものとそうでもないものがあるように、オールインワンゲルの中にも良いものとそう感じられないものがあります。

ここでは、オールインワンゲルのメリット・デメリットのほかに、失敗しない為のオールインワンゲル選びのポイントもまとめましたので、あなたに合った保湿コスメ選びの参考にどうぞ!

オールインワンゲルとの比較。メリット・デメリット

では、単独の保湿化粧品を複数使った場合に比べた、一般的に言われるオールインワンゲルのメリットとデメリットをお伝えします。まずはデメリットから。

オールインワンゲルのデメリット

オールインワンゲルのデメリットについてです。

  • 単独の保湿化粧品より浸透力が弱くうるおい効果が低い
  • 肌の状態に合わせた使い分けが出来ない
  • 沢山の成分が配合されているので、肌の弱い方はトラブルになることも
単独の保湿化粧品より浸透力が弱くうるおい効果が低い

単品でもオールインワンでもメーカーによって差はありますが、一般的に化粧水・美容液・乳液・美容クリームで丁寧に保湿するのに比べ、一つにまとめた分効果が少ないと言う傾向にあります。

肌の状態に合わせた使い分けが出来ない

季節やその日の肌コンディションで、「いつもより乾燥してるから化粧水を多めに」とか、「今日は外に長時間いたから美容液を多めに」など細かな使い分けがオールインワンでは出来ません。

沢山の成分が配合されているので、肌の弱い方はトラブルになることも

これは反対にメリットでもあるのですが、保湿化粧品の機能を一つにまとめているので配合される美容成分の種類も多くなります。例え天然由来成分でも肌の弱い方にとっては合う合わないはあるでしょうから、人によってはこの点もデメリットになる場合があります。

オールインワン化粧品のメリットとは

続いて、一般的な単品の保湿化粧品に比べたオールインワンゲルのメリットをご紹介します。

  • 保湿が一つで済むからライン使いより時間と費用が節約できる
  • 低刺激なので肌に優しい
  • 肌に塗りこむ(こする)回数が少なく済む
  • 肌悩みで細かく使い分ける必要がない
保湿が一つで済むからライン使いより時間と費用が節約できる

洗顔後やお風呂上りの保湿、朝晩の保湿がワンステップでササッと完了しますから、スキンケアの時間短縮になります。

また、ラインでそろえるより価格が手頃なのでお財布に優しいと言うのもメリットです。
単品の保湿化粧品にはそれぞれ役割があり、ラインで使うことを想定していますから、化粧水だけで保湿を済ましている方にもおすすめです。

低刺激なので肌に優しい

ネットで評判のオールインワンゲルは無添加なので肌に優しく、化粧水、美容液、乳液、クリームと何度も肌に塗り込むとそれだけ肌をこする回数も増えますから、肌へ与える摩擦の回数も減らすことに繋がります。

肌に塗りこむ(こする)回数が少なく済む

化粧水→美容液→乳液とラインで複数使うと、それだけ肌に塗り込む回数が増えます。
肌への摩擦は刺激になりますし、保湿は毎日朝晩繰り返し行いますよね。それを10年20年と繰り返すと小さな刺激でも負担は蓄積されます。オールインワン化粧品は一つで済むので塗り込む摩擦をやわらげるメリットがあります。

肌悩みで細かく使い分ける必要がない

「うるおす」「守る」が一つになってますから、小ジワやくすみケアなど使い分けの必要がありません。

これは『肌の状態に合わせた使い分けが出来ない』というデメリットに相反する点で逆にメリットでもあります。
ただしシミのケアは薬用化粧品がおすすめです。

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化粧水しか使ってないならオールインワンに変えるべき

化粧品を減らす事が刺激を減らす事にも繋がる

基礎化粧品は、少なからず添加物が配合されています。

これは、機能面においては全く不要な香料や着色料などは論外としても、数ヶ月経っても同じ品質を保つためには少なからず必要な部分もありますから、どんなに高価な化粧品でも全くの無添加というのは実用的ではないでしょう。

化粧品は美容成分と一緒に刺激を与えている。イラスト解説

少なからず添加物が配合されているということは、化粧品を塗る個数や回数が増えたらそれだけ肌にも刺激が加わることになります。

また、表皮はデリケートで厚さはティッシュ1枚分と言われますから、手で触れる回数も少なくて済むオールインワン化粧品は、優しさの面ではこれ以上ない理想的なものと言えるでしょう。

複数の美容・保湿成分を与えるから一つでOK

以前の保湿化粧品は、「うるおいを与えて」「油分でフタをする」という考え方が一般的でした。

図解。油分でフタをするのではなく、セラミドで保水力、バリア機能を高める仕組み。

化粧水や美容液でうるおい成分を浸透させて、それら美容成分が肌から蒸発して乾燥してしまうのを防ぐために、仕上げに乳液やクリームを塗って閉じ込めるという方法です。

ですが、最近では「油分でフタ」をしても、粒子の小さな美容成分の蒸発を防ぐのにはあまり効果的でないことが分かっており、それに代わって、保湿化粧品に用いられるようになった成分が『セラミド』です。

無添加で選ぶオールインワンランキングと肌悩みのケアにおすすめを厳選

決め手はセラミド!オールインワンゲルの選び方。

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乾燥しやすい方は、潤いを残す洗顔で優しく洗った上でセラミドコスメで保水力を高めましょう。

以前は超高級美容成分だったセラミドも、最近では身近になりましたので、合成のものは避けて人間の肌との相性が良いものを選ぶのが理想です。

オールインワンゲルにもセラミドを配合したものがスタンダードとなっています。

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保湿化粧品を一つで済ませるなら抑えておきたいセラミドについて

オールインワンゲルはこのような方におすすめ♪

オールインワンゲルは、特にこのような方にピッタリのコスメといえます。

  • 仕事や家事で毎日忙しく、サッと手軽なケアで済ませたいアクティブな大人の女性に!
  • 育児で忙しく、自分磨きになかなか時間が掛けられないというママさんに
  • アレコレ手間を掛けなくても、しっかり老化予防できるものをお探しの方
  • 洗顔から潤う土台作りをしている方。
  • 潤いだけでなく、肌バリアを高めてシワやシミの予防をしたい方。
  • 肌が弱いから化粧品の数を減らしたいとお考えの方

大容量でポンプ式。ボトルタイプのオールインワンゲルを比べました。

季節や肌コンディションに合わせたオールインワンの使い方

保湿化粧品の肌への浸透を実感する女性

オールインワンゲルのメリット・デメリットをご紹介しましたが、使いようによっては年中便利に使うことが出来ます。

例えば、

化粧水+オールインワンゲル

季節によって乾燥しやすい時期は、最初に化粧水で潤してオールインワンゲルを使うことで肌のうるおいを高める方法です。

暖かい時期はオールインワンゲルで十分という方でも、乾燥がヒドイ方は季節によって物足りなさを感じる事があります。

そのような時は化粧水で潤いを与え、オールインワンゲルにはバリア成分も含まれているので仕上げに使って潤いを高めるのもおすすめです。

気になるポイントを集中ケア

目尻のシワやほうれい線を解消したいとお考えの方なら、目元用美容液で集中ケアして顔全体やデコルテはオールインワンゲルで保湿する方法です。

年齢と共に増えてくる肌悩みに対して、アレもコレもと次々と購入していてはキリがありません。
気になる目じりの小ジワやシミは専用美容液を使って、保湿はオールインワンゲルに任せるという方法もおすすめです。

手間と費用の面などからラインで徹底ケアするべきか、オールインワンゲルとプラスワンのケアが良いか検討してみても良いのではないでしょうか。

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